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算命学の陽占の読み方|人体星図を5ステップで読み解く入門ガイド

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命式を出してみたら、人の形をした図に「貫索星」「天将星」などの星がずらりと並んでいた。

でも、どこから読めばいいのか分からず、そっと画面を閉じてしまった。

そんな経験はありませんか。

この人の形をした図が、算命学でいう「陽占(ようせん)」です。

見慣れない漢字ばかりで難しそうに見えますが、陽占は「読む順番」さえ分かれば、自分の心のかたちを映す鏡になります。

この記事では、算命学に救われた当事者のひとりとして、初めての方でも迷わない陽占の読み方を5つのステップでお伝えします。

星の位置の意味、早見表、読むときの注意点まで、順番に見ていきましょう。

香織

私も最初は、あの図を見て「暗号みたい…」と思いました。

離婚と退職が重なった時期で、自分が何者なのか分からなくなっていたのです。

でも読み方を知ってからは、陽占が「あなたはこういう人ですよ」と静かに教えてくれる手紙のように感じられました。

目次

算命学の陽占とは?陰占との違いをやさしく解説

陽占と陰占は表と裏の関係

陽占とは、生年月日から導いた星を「人の体の図」に配置し、その人の性格や才能、人との関わり方を読むための図です。

算命学では、同じ生年月日の情報を「陰占」と「陽占」という2つの見方で読み解きます。

陽占は「心のかたち」を、陰占は「時の流れ」を映す

陰占(いんせん)は、生年月日を干支(十干と十二支)に置き換えた表で、宿命の素材や時の流れを読むものです。

天中殺がいつ巡ってくるかも、この陰占から読み取ります。

一方の陽占は、陰占の干支をもとに星を割り出し、目に見える性格や行動のくせとして表したものと言われています。

項目陰占(いんせん)陽占(ようせん)
形干支が並んだ表(命式)人の体をかたどった図(人体星図)
主に読むもの宿命の素材・時の流れ・天中殺性格・才能・人間関係・人生のエネルギー
たとえるなら設計図の「素材と工程表」設計図から建った「家の間取り」
初心者の入りやすさやや難しい星の意味が分かれば読みやすい

陽占は陰占から生まれるものなので、2つは別物ではなく表と裏の関係です。

まずは陽占で「自分はどんな人か」をつかみ、慣れてきたら陰占で「いつ動くか」を見る、という順番が無理なく続けやすいと私は感じています。

【関連記事】算命学の月干・月支の意味とは?命式の「真ん中」が教える3つのこと

陽占の図「人体星図」に並ぶ8つの星

陽占の図は「人体星図(じんたいせいず)」とも呼ばれ、合計8つの星が並びます。

内訳は、性格や心の動きを表す十大主星(じゅうだいしゅせい)が5つ、人生のエネルギーの強さを表す十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)が3つです。

  • 十大主星:「〇〇星」という10種類の星。心の性質・才能・欲求を表す(十字の位置に5つ並ぶ)
  • 十二大従星:「天〇星」という12種類の星。人生の各時期のエネルギーの量や質を表す(四隅のうち3つに並ぶ)

命式を手書きで計算するのは大変なので、まずは無料の命式算出サイトで自分の陽占を出しておくと、この先の説明を手元の図と見比べながら読めます。

【図解】人体星図の8つの位置と意味|主星5つ・従星3つ

陽占を読むうえで一番大切なのは、星の名前より先に「その星がどの位置にあるか」を知ることです。

同じ星でも、頭にあるか左手にあるかで、表れる場面がまったく変わると言われています。

十大主星の5つの位置(頭・胸・腹・右手・左手)

十大主星は、体の中心を通る十字の位置に並びます。

それぞれの位置が「人生のどの場面・どの相手との関わり」を表すのかを、表にまとめました。

位置(方角)表すもの読み取れること
頭(北)目上・親・上司目上の人との関わり方、若い頃に親から受け取ったもの
胸(中央)自分自身の本質心の芯・本当の自分(中心星)
腹(南)目下・子ども・部下年下との関わり方、晩年に向かう生き方
右手(東)社会・仕事・友人外の世界で見せる顔、仕事での振る舞い
左手(西)家庭・配偶者・身内家の中で見せる顔、パートナーとの関わり方

たとえば右手と左手の星が大きく違う人は、職場と家庭で別人のように見えることがあると言われます。

それは裏表があるのではなく、場面ごとに違う才能を使い分けている、と受け取ってみてください。

十二大従星の3つの位置(初年・中年・晩年)

十二大従星は、図の四隅のうち3か所に並び、人生の時期ごとのエネルギーを表します。

位置時期の目安読み取れること
左肩初年期(生まれてから30歳前後まで)若い頃のエネルギーの出し方
右足中年期(30歳前後〜60歳前後)働き盛りの時期の力の使い方
左足晩年期(60歳前後〜)人生の後半で発揮される力

年齢の区切りは流派や見る人によって幅があるため、あくまで目安として捉えてください。

35〜45歳の方なら、いま一番実感しやすいのは右足の「中年期」の星かもしれません。

陽占の読み方5ステップ|初心者はこの順番で読む

8つの星を一度に読もうとすると、情報が多すぎて混乱してしまいます。

「中心→全体のバランス→位置→時期→陰占」の順に、外側へ広げていくのが、初心者でも迷いにくい読み方です。

ステップ1:胸の「中心星」で自分の芯を知る

最初に見るのは、図の真ん中、胸の位置にある星です。

これは「中心星」と呼ばれ、その人の本質や、心が一番落ち着く在り方を表すと言われています。

中心星は、陰占の「日干(生まれた日の十干)」と「月支(生まれた月の十二支)」の組み合わせから導かれます。

迷ったときや人生の転機には、まずこの星に立ち返ることで「本当はどうしたいのか」が見えやすくなります。

【関連記事】算命学の貫索星の意味とは?「頑固」の裏にある“自力で立つ力”の活かし方

ステップ2:五本能のバランスで「多い星・ない星」を見る

十大主星の10種類は、2つずつ5つの本能のグループに分かれています。

5つの主星がどのグループに偏っているかを見ると、その人が自然と使っているエネルギーの方向が分かります。

本能(五行)星キーワード
守備本能(木)貫索星・石門星自分を守る・仲間とつながる
伝達本能(火)鳳閣星・調舒星表現する・感じたことを伝える
引力本能(土)禄存星・司禄星愛情を注ぐ・積み重ねて守る
攻撃本能(金)車騎星・牽牛星行動する・責任を果たす
習得本能(水)龍高星・玉堂星学ぶ・知恵を蓄える

同じグループの星が3つ以上ある人は、その本能が人生の大きなテーマになりやすいと言われます。

反対に、どのグループの星が「ない」かも大切な情報です。

ない星は欠点ではなく、他の人から補ってもらったり、時間をかけて育てたりする余白だと受け取ってみてください。

ステップ3:東西南北の位置で「場面ごとの顔」を読む

中心とバランスをつかんだら、頭・腹・右手・左手の星を、先ほどの位置の表と照らし合わせて読みます。

読むときのコツは、「この場面では、この星の性質が出やすい」と一文にしてみることです。

  • 右手(仕事)に車騎星 → 職場では、考えるより先に動く行動派として頼られやすい
  • 左手(家庭)に玉堂星 → 家では、穏やかに考え、知恵で家族を支えやすい
  • 頭(目上)に石門星 → 目上の人とも、対等な仲間のような関係を築きやすい

こうして文章にしてみると、「だから私は職場と家で疲れ方が違ったんだ」といった気づきが生まれやすくなります。

香織

私は右手に行動の星、左手に表現の星がありました。

広告制作の仕事では走り回れるのに、家ではうまく気持ちを言葉にできず、自分を責めていた時期があります。

陽占を読んで「場面によって使う星が違うだけ」と知ったとき、肩の力がふっと抜けたのを覚えています。

ステップ4:十二大従星で人生のエネルギーの波を読む

次に、左肩・右足・左足の十二大従星を見ます。

十二大従星には、それぞれエネルギーの量を表す点数(1〜12点)があり、人の一生になぞらえた意味が込められています。

ここで大切なのは、点数の大小を「良い・悪い」で見ないことです。

エネルギーが大きい星は自分で道を切り開く力として、小さい星は感性や柔らかさとして表れやすい、と使い方の違いとして読み解きます。

ステップ5:陰占(天中殺)と重ねて「動く時期」を考える

陽占で「自分はどんな人か」が見えたら、最後に陰占の天中殺と重ねてみます。

天中殺(てんちゅうさつ)とは、12年のうち2年間巡ってくる、天からの後押しが届きにくいとされる時期のことです。

天中殺は「悪い時期」と言われがちですが、私は結果を焦らず種をまき、自分を充電する時期だと受け取っています。

陽占で自分の星を知り、天中殺の時期にはその星を静かに育てておく。

そうすることで、時期が明けたときに自分らしい形で動き出しやすくなると感じています。

十大主星・十二大従星の意味早見表

手元の陽占と見比べながら使えるよう、星の意味を一覧にまとめました。

ここでの意味は入口としてのキーワードなので、ぴったり当てはまらなくても気にしなくて大丈夫です。

十大主星10種類の意味一覧

星(読み)性質のキーワード活かし方のヒント
貫索星(かんさくせい)マイペース・自立・意志の強さ自分のペースを守れる環境を選ぶ
石門星(せきもんせい)協調・仲間づくり・社交性人と人をつなぐ役割を担う
鳳閣星(ほうかくせい)おおらか・自然体・楽しむ力楽しみながら伝えることを大切にする
調舒星(ちょうじょせい)繊細・感受性・芸術性感じたことを形にして表現する
禄存星(ろくぞんせい)愛情・奉仕・人を惹きつける力自分にも愛情を向ける時間をつくる
司禄星(しろくせい)堅実・家庭的・コツコツ積み上げる小さな積み重ねを信じて続ける
車騎星(しゃきせい)行動力・正直・まっすぐさまず動いてから考える場を持つ
牽牛星(けんぎゅうせい)責任感・品格・誇り役割や肩書きを力に変える
龍高星(りゅうこうせい)好奇心・改革・自由新しい土地や学びに触れる
玉堂星(ぎょくどうせい)知性・伝統・穏やかさじっくり学び、知恵を伝える

【関連記事】算命学の玉堂星の意味とは?知性の星が教える「焦らない生き方」

十二大従星12種類のエネルギー一覧

星(読み)人生のたとえ点数性質のキーワード
天報星(てんぽうせい)胎児3多才・変化を楽しむ
天印星(てんいんせい)赤ちゃん6愛される・素直さ
天貴星(てんきせい)児童9品のよさ・学ぶ意欲
天恍星(てんこうせい)少年少女7夢・憧れ・外の世界への興味
天南星(てんなんせい)青年10行動力・はっきり言う強さ
天禄星(てんろくせい)壮年11安定・現実的な判断力
天将星(てんしょうせい)家長・頭領12リーダーシップ・大きな器
天堂星(てんどうせい)老人8落ち着き・見守る力
天胡星(てんこせい)病人4感性・音や美への敏感さ
天極星(てんきょくせい)死人2純粋さ・無欲な優しさ
天庫星(てんこせい)入墓5探究心・ひとつを極める
天馳星(てんちせい)あの世1瞬発力・ひらめき

「病人」「死人」という言葉に、どきっとした方もいるかもしれません。

これは人の一生を12の段階にたとえた象徴的な呼び名で、病気や不幸を示すものではありません。

むしろ、現実から少し離れた繊細な感性や、欲のない純粋さを表す星として読まれています。

陽占を読むときに気をつけたい3つのこと

陽占は、読み方次第で自分を励ます道具にも、縛る道具にもなります。

前を向くための読み方にするために、次の3つを心に留めておいてください。

  • 星ひとつで決めつけない:8つの星の組み合わせと位置で読むのが陽占。ひとつの星の意味だけで「私はこういう人」と決めないこと
  • 「ない星」を欠点と思わない:持っていない星は、人との出会いや経験で補っていく余白と捉える
  • 陽占だけで時期を判断しない:結婚・転職・離婚など「いつ動くか」の判断は、陰占の天中殺や大運(10年ごとの運気の流れ)と合わせて考える
香織

私自身、最初は星の意味を一つずつ読んでは、良い・悪いに一喜一憂していました。

でも陽占は、点数表ではなく「設計図」なのだと思います。

どの部屋が広くて、どの窓から光が入るのか。

それを知って、自分の家を心地よく使っていくためのものなのだと、今は受け取っています。

算命学の陽占の読み方でよくある質問

Q. 陽占だけを読んでも意味はありますか?

性格や才能、人との関わり方を知るには、陽占だけでも十分なヒントが得られます。

ただ、「今動いていいのか」といった時期の判断は陰占の領域です。

まずは陽占で自分を知り、迷う場面が出てきたら陰占や天中殺も合わせて見ていくのがおすすめです。

Q. 同じ星が2つ以上あるのはどういう意味ですか?

同じ星や同じ本能のグループが重なっている場合、その性質がより濃く表れやすいと言われています。

長所として強く出る一方で、こだわりが強くなりすぎることもあるため、意識してバランスを取ることが大切です。

Q. 十二大従星の点数が低いと運が弱いのですか?

いいえ、点数は運の強弱ではなくエネルギーの性質を表すものです。

点数が低めの人は、柔らかな感性や人の気持ちを察する力を持っていることが多いとされます。

大きな力で押し進めるより、感性を活かす生き方が合っている、と受け取ってみてください。

Q. 陽占の結果が自分の性格と違う気がします

違和感があるときは、その星がまだ眠っている才能なのかもしれません。

環境や役割によって、使える星と使えていない星があるのは自然なことです。

また、生まれた時刻や節入り(月の切り替わり)の前後に生まれた方は、算出サイトによって結果が変わる場合もあるので、一度確認してみてください。

まとめ|陽占は「自分の設計図」を読むための入口

算命学の陽占の読み方を、5つのステップでお伝えしました。

胸の中心星から読み始め、少しずつ外側へ広げていくことが、迷わずに読むための一番の近道です。

  • 陽占は性格・才能・人間関係を、陰占は宿命の素材と時の流れを映す
  • 人体星図には十大主星5つと十二大従星3つ、合計8つの星が並ぶ
  • 読む順番は「中心星→五本能のバランス→位置→十二大従星→陰占(天中殺)」
  • 星に良い・悪いはなく、場面ごとの使い方の違いとして読む
  • 動く時期の判断は、陽占だけでなく天中殺など陰占と合わせて考える

自分の星を知ることは、未来を当てることではありません。

「私はこういう形で生きると心地よい」と腑に落とし、流れに乗っていくための準備です。

香織

陽占で自分の星が分かっても、「じゃあ天中殺の今、私は動いていいの?」と一人で抱え込んでしまうことはありますよね。

私も当時、誰かに命式を一緒に読んでもらえたら、もっと早く心が軽くなったと思います。

迷いが深いときは、算命学に詳しい専門家に、自分の命式を見ながら相談してみるのもひとつの方法です。

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