天将星(てんしょうせい)とは?算命学でいちばん強いエネルギーを持つ星
算命学には、生まれた瞬間の年月日から導き出す「命式(めいしき)」という宿命の設計図があります。
命式は大きく分けて陰占(いんせん)と陽占(ようせん)という2つの見方で成り立っており、天将星はこの陽占にあらわれる「十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)」という12種類の星のひとつです。
十二大従星は、その人が生まれ持つエネルギーの強さや人生のリズムを表すとされていて、天将星はその中でももっとも強いエネルギーを持つ星だと言われています。
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ちなみに命式には、この十二大従星とは別に「十大主星」と呼ばれるもう一つの星のグループもあります。
代表的な星のひとつに、知性と探究心を象徴する龍高星があり、天将星とはまた違ったタイプの才能を示すとされています。
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天将星を象徴する言葉としてよく使われるのが、「帝王」「トップ」「一国一城の主」といったキーワードです。
会社でいえば創業社長、組織でいえば頂点に立つ人物のような、誰かの下につくよりも自分で道をつくっていく力を持つ星、と私は理解しています。
十二大従星の一覧でみる天将星の位置づけ
十二大従星には、天将星のほかにも11種類の星があります。
細かい強弱の並び方には諸説ありますが、天将星は十二大従星の中でも特に強いエネルギーを持つ星、と広く言われています。
それぞれの星がどんなイメージを持つのか、簡単な一覧にまとめました。
| 星名 | ひとことで言うと |
|---|---|
| 天報星 | はじまりの星 |
| 天印星 | 受け継ぐ星 |
| 天貴星 | 引き立てられる星 |
| 天恍星 | 華やかさの星 |
| 天南星 | 自由の星 |
| 天禄星 | 安定を築く星 |
| 天将星 | 頂点に立つ星(最強エネルギー) |
| 天堂星 | ゆとりの星 |
| 天胡星 | 完成の星 |
| 天極星 | 神秘・浮き沈みの星 |
| 天庫星 | 蓄える星 |
| 天馳星 | 動き続ける星 |
天将星を持つ人に見られる3つの特徴

天将星を命式に持つ人には、次のような特徴がよく見られると言われています。
一つずつ見ていきましょう。
- 圧倒的な行動力とリーダーの資質
- 白黒はっきりさせたい、信念の強さ
- 苦労した分だけ強くなる「叩き上げ」精神
①圧倒的な行動力とリーダーの資質
天将星の人は、誰かの指示を待つよりも、自分で状況を判断して動くことを得意とします。
グループの中では自然とまとめ役になったり、新しいことを一から立ち上げる場面で力を発揮したりする人が多い、と言われています。
会社勤めであっても、裁量を持てるポジションに落ち着くことが多いのも特徴のひとつです。
②白黒はっきりさせたい、信念の強さ
はっきりしない状態や、なあなあの人間関係を苦手とする傾向があります。
自分の考えに芯があり、周囲に流されにくい反面、妥協が苦手で衝突を招きやすい一面もあると言われています。
ただそれは、いい加減に生きられないほど責任感が強いということの裏返しでもあります。
③苦労した分だけ強くなる「叩き上げ」精神
天将星は、若いころに苦労を経験するほど、後年にその力を発揮しやすい星だとも言われています。
順風満帆な環境よりも、多少の困難を乗り越えるプロセスの中でこそ、本来のエネルギーが磨かれていくようです。
遅咲きタイプの人が多いのも、この星の特徴のひとつだと私は受け取っています。
香織私が広告制作の仕事をしていたころ、周りにも天将星を持つ先輩が何人かいました。
とにかく決断が速くて、頼りになる存在でしたが、本人たちは「休み方がわからない」と口を揃えていたのを覚えています。
強いエネルギーを持つ星だからこそ、そのエネルギーとの付き合い方が大切なのだと思います。
天将星を持つ女性の恋愛・結婚に見られる傾向


35〜45歳の読者の方からは、恋愛や結婚との関わりについてのご相談も多くいただきます。
天将星を持つ女性には、次のような傾向があると言われています。
恋愛がそのまま結婚に直結しやすい
天将星の人にとって、恋愛と結婚はあまり切り離されていないと言われています。
刺激的な恋愛よりも、自分が理想とする家庭を築けるかどうかを基準にお相手を見る傾向があるようです。
そのため、交際から結婚までのスピードが早いケースも少なくありません。
主導権を握りたい気持ちとパートナー選び
頼られることに喜びを感じる一方で、自分が主導権を握りたいという気持ちが強く出ることもあります。
エネルギーが同じくらいのお相手だと、ぶつかり合う場面も増えますが、お互いを尊重し合える関係を築ければ、大きな支え合いになるとも言われています。
大切なのは、強さを比べ合うことではなく、それぞれの強さを活かし合う関係を選ぶことだと私は感じています。



私自身、離婚を経験した一人として、正直にお伝えしたいことがあります。
強いエネルギーを持つ人ほど、「頼る」ことより「頑張る」ことを選びがちです。
けれど宿命を知ることは、弱さを認める作業でもあります。
自分の宿命の傾向を知っておくだけで、パートナーとの向き合い方は少し変わるのではないかと思います。
天将星のエネルギーを自分らしく活かす3つのヒント


エネルギーが強い星だからこそ、時々「大変そう」と思われがちですが、算命の杜では天将星を使いこなすための工夫を知っている星として捉えています。
ここでは、天将星の宿命を無理なく活かすための3つの視点をご紹介します。
①「休むこと」を自分に許可する
天将星の人は動き続けることに慣れているぶん、立ち止まることに罪悪感を覚えやすい傾向があります。
算命学には天中殺(てんちゅうさつ)という、10年に一度巡ってくる期間があり、これは一般的に「悪い時期」と捉えられがちですが、結果を急がず、自分を充電するための時期だと私たちは考えています。
特にエネルギーの強い天将星の人にとっては、この充電期間こそが次のステージへの土台になるのではないでしょうか。
②結果を急がず、種をまく時期を大切に
天将星の人は成果を出すスピードも早いため、うまくいかない時期があると焦りを感じやすいようです。
けれど算命学の考え方では、宿命には必ず種をまく時期と、それを収穫する時期があるとされています。
今は結果が見えなくても、それは失敗ではなく準備の時間なのだと、私はこの考え方に何度も救われてきました。
③頼れる人を見つける・任せる勇気
リーダー気質の天将星は、つい何でも自分で背負い込みがちです。
けれど本当の意味で力を発揮するのは、信頼できる相手に任せる決断ができたときだと言われています。
頼ることは弱さではなく、次のステージに進むための選択なのだと私は捉えています。



私も天中殺の時期に離婚と退職が重なり、動けない自分をずいぶん責めてしまいました。
でも後から振り返ると、あの時間があったからこそ、今の私があります。
もし今、ご自身の宿命やこれからの時期の読み方に迷っている方は、専門家に話を聞いてもらうことも一つの選択肢だと思います。
自分に天将星があるか調べる方法
「自分の命式に天将星があるか気になった」という方は、まず生年月日から命式を出してみることから始まります。
命式は陰占・陽占の両方を見て初めて全体像がわかるため、無料ツールを使って自分の設計図を確認してみるのがおすすめです。
【関連記事】算命学の命式の出し方──無料ツールで5分、宿命の設計図を手にする
十二大従星は生まれた年・月・日それぞれに対応する星が出るため、複数の十二大従星を持つ人もいれば、天将星を持たない人もいます。
大切なのは、どの星を持っているかより、その星をどう活かすかだと私は考えています。



命式を出してみて、「天将星がなかった」という方もご安心ください。
この星がなくても、リーダーシップを発揮する場面はたくさんあります。
宿命はあくまで設計図であって、生き方そのものを決めつけるものではないと、私は日々感じています。
よくある質問
Q. 天将星は強すぎる星、悪い星なのでしょうか?
いいえ、算命学において天将星が「悪い星」とされることはありません。
エネルギーが強い分、扱い方次第で振れ幅が大きくなる星だと言われています。
休息や周囲との協調を意識することで、その強さを健やかに活かしていけると考えられています。
Q. 天将星が命式に2つ以上あるとどうなりますか?
天将星は生年・生月・生日にそれぞれ現れるため、複数持つ人もいます。
2つ以上重なる場合は、エネルギーがより強く出やすいとされ、大きな成果を出す一方で、休息の取り方がより重要になると言われています。
Q. 天将星がない人はリーダーになれませんか?
そのようなことはありません。
リーダーシップは天将星以外の星の組み合わせからも表れますし、命式全体のバランスで宿命は決まります。
一つの星だけで人生が決まるわけではない、という前提を大切にしていただければと思います。
まとめ
天将星は、算命学の十二大従星の中でももっとも強いエネルギーを持ち、自分の力で道を切り開く宿命を示す星だと言われています。
リーダー気質や芯の強さは大きな才能である一方、休むこと・任せることを覚えると、そのエネルギーはより健やかに活きていくようです。
もしご自身の宿命や、これから訪れる時期の過ごし方についてもっと詳しく知りたいと感じたら、専門家に相談してみるのも一つの方法です。



ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
天将星という強い星を持つ方も、持たない方も、自分の宿命を知ることは前に進む力になると私は信じています。
迷ったときは、一人で抱え込まず、専門家の声にも耳を傾けてみてくださいね。
